Wednesday, January 18, 2017

アドラー心理学





共同体感覚

1.自己受容ーー大切なことは、何が与えられているかではなく、与えられているものをどう使うか。短所だと思っていたところを、どうやって、長所に置き換えるかのトレーニングが必要。
集中力がないという人には、散漫力があるというふうにとる。
記憶力が低いは、忘却力が高いと考える。
臆病だというのは、慎重だと考える。


2.他者貢献ーー何らかの形で貢献していると感じること。

3.他者信頼ーー他者を仲間だとして、信頼すること。

最近、娘の影響か、心理学にこっている。
それとともに、日本語の魅力にも取り付かれ始めた。
1996年に、外国に住むようになって、
日本語を使う機会が激減。
だからといって、英語が上達したわけでもない。
日本語も、英語も見事に中途半端なまま、この年齢になってしまったのは、
痛々しいが。
過去は変えられない。
今、気づいただけでももうけもの。


最近、40年ぶりに会った友人は、おもいやりのかたまりのようなメールをくれる。まるで、歌の歌詞にでてきそうなことばを、さらりと使う。彼のおかげで、わたしはすっかり、日本語ってこんなに素敵だったんだと、気づくことになった。

ずいぶん前にもらったメールのなかに、
私は、高校生のときのことなんてほとんど覚えてないわ。と書いた。
彼の、返事は圧巻だった。
大丈夫だよ、君の事は、僕が全部おぼえているから。
歌詞みたいなことを日常でさらりと使う友人が、うらやましくなった。
なんて感性なのだろうとおもった。歌の聴きすぎではないかと、
疑う節もあるけれど。
もし私の同級生の誰かが、私、若いときのことって、すっかり忘れた。
なんてことを言ったら、わたしだったらなんていうだろう。
たぶん、大丈夫よ、みんな年とって、忘れっぽくなるんだから、気にしない、気にしない。
なんて、橋にも棒にもならないようなことばで、お茶をにごすのだろうとおもう。

なぜ、線を引いたその節が、大切かというと、それをいった彼はあまりわかっていないかもしれないけれど、それは、わたしが自分のばかさ加減に、うんざりしているところなのにもかかわらず、それを否定的にとるのでなく、私が忘れていることをおぼえている人をみつけた幸運に感謝することにエネルギーを使ったほうがいいという気持ちががこめられている。

言葉の大切さを、教えてくれる彼には、ほんとに心から、ありがとうを言いたい。

Anise loves green food.

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