Tuesday, January 28, 2014

Al Ain No.29,30

知り合いから、息子さんの写真から彼の絵を描いてほしいと頼まれた。
あーだこーだの末、白黒だけで描いた。まつげが長くて女の子のようなきれいな息子さん。
黒のニットの帽子をかぶっている写真で、人目で気にいった。

しかし、彼に会う機会がないまま、絵を描くことになった。
どんな人なのか、想像しなくてはいけなかったので、かなりむずかしかった。
想像するということほど、むずかしいものはないと、実感した。
今回しみじみ感じたのは、
目をかかないほうが、見た人の想像力を掻き立てるような気がするということ。




 Sarah Brightman;
I train all the time. It is very important to train. We are like athletes - the voice is like a muscle and that is really as basic as that."
The rest is about how you feel about eh pieces you are singing and it is a gift.It needs nurturing and loving and you have to be quite a happy person  at the time of singing because it's about your soul and about a part of you and what you want to five to people.

Gulf News paperから。


世界に誇るソプラノ。
残念ながら、クラシックにはあまり興味がもてなかったけれど、ラジオから流れてくる彼女の声は、すばらしいとしかいいようがない。
才能といってしまえばそれまでかもしれないが、どれだけ歌っても、のどをつぶさないためにそして、さらに、いい声を作り出すためには、毎日の訓練はかかせない。
これは、歌手だけにかぎったことではなく、
ピアノでも、スポーツでも、算数でも絵でもなんでもそう。

算数の大嫌いなうちの娘。
苦肉の策で、私があることをはじめて、早1ヶ月。
ほんの、1ヶ月ではあったが、飛躍的な進歩をとげた。
私が、気づいたのは、娘の頭の中に、数をうまくつなげる筋肉ができはじめた。前は、算数と聞いただけで、うんざりといったかんじだった。ひとつのハードルをクリアすれば、後は、そんなに難しいものではない。フルマラソンで、苦しいのは、最初の10キロあたりで後は、そうでもないらしいから、似てるかなとおもう。
あの恥ずかしがりやの子が、歌にもめざめ、来週は、学校のシアターで、みんなの前で、ソロを披露するという。人間筋肉できてくると、変わるらしい。




友人の息子さんが、蒸気機関車が大好きとかで、プレゼントンに描いている。






  最近気づいた。
わたしは、どうも、関節に興味があるらしい。
らくだは、座るとき、足をまげる。らくだだけじゃないけど。
らくだは、すわりだこが、どうも納得しかねるとこにある。
後ろ足。
これが、非常にミステリアスな形である。
あんなとこで、曲がるの?ってとこで、曲がる。
それがどうしたといわれれば、それまでだが、
マー、何かに興味を持つことは、掘り下げるのに大切よね。

世界広しといえども、らくだの足をまじまじと、みつづけるのは、わたしくらいだろう。






きのう、買い物にいきました。
歯ブラシを買いました。

きのう、買い物にいきました。
歯ブラシと、焼肉ソースを買いました。

きのう、買い物にいきました。
歯ブラシ、焼肉ソースとカメラを買いました。

きのう、買い物にいきました。
歯ブラシ、焼肉ソース、カメラと、、、

順番に、買い物したものを言っていくゲームである。


何人かでやったほうが、楽しいけれど、私は、うちの娘とドバイとかにいく車の中でよくやった。

記憶するものを頭の中で、どんどん連結させていくと、かなりの数を覚えることができた。


しかし、日ごろの生活では、いろんな記憶がすぐに消える。



忘れるので、とにかく書く。

しかし、どこの書いたかを思い出せない。


毎日、私は、自分の記憶力と戦っている。

この、アルアインシリーズも、番号を打っているが、ある日番号が重複。
見ている方から、指摘される始末。

カリフオーで、買ったスーツケースが去年の夏、バンコクに行ったとき、空港で、そうとうひどい扱いを受けたらしく、新品だったのにステッチがきれていた。保証期間だったので、カリフオーにもっていった。直ったら、電話しますといったのに、まったく電話がないので、催促に行くと、探して見つかったら、電話するという。先日電話があった。紛失したという。何だってーーー。あんな大きなものがどこにいく?
前に、食器洗い機もなくしたカリフオーのことだから、もう、驚きはしないが、なんだか、私と似ているので、あまり責められない。
というのは、そのスーツケースの引き取りの紙を紛失したのである。

なくしたら困る!と思って、大切にしまうとそれをどこにしまったかおもいだせない。







Monday, January 20, 2014

14年


 


14年もお世話になった車。
広告を出してから、5日目にやっと買い手がみつかった。

UAEにきたのが、2000年の夏。
すぐに、ドバイの中古屋で買った。

オマーンに何度か家族でいったし、数回のキャンプもした。
砂漠での、ピクニックも幾度となくいった。

ドバイまで、いったいなんどいったことだろう。

10年を過ぎたころ、運転席側の窓が、自動で開かなくなった。

D,N,Pのサインがこわれてなくなったので、どれが何処なのか、想像しなければならなくなった。

運転席の椅子のアジャストがこわれた。

50キロ以上出すと、変な音がする。

数えばきりがないほど、問題だらけで、いつどこで、こわれて、とまってしまってもおかしくないようにみえはじめた。よそさまの子供さんを預かってのせることがあるので、私たちだけの問題ではない。

エミラテイのお兄さんが、買っていった。
彼らが車を見に来たとき、私は、野良猫のにゃンにゃンの手術後の抜糸のため、
でかけなければならなかったので、14年お世話になりながら、感謝の言葉もかけてあげられないままだった。
犬猫病院から帰ったら、車はなくなっていた。

1日でも、早く売ってすっきり!
とおもったのに、14年間見続けたあの車がなくなると、なんだか気が抜けたようになった。

なんだか里子に出した気分。
次のとこで、大事にしてもらえるとよいなー。










Friday, January 17, 2014

何匹まで描ける?


らくだは、描きにくいので、できたら避けたい。
しかし、この一番描きにくいものが残念ながら、
一番人気である。
それなら、なんとか
描けるようになってみよう。
というのを、
新年の抱負としよう。

何匹まで1度に描けるか。

     水彩でしかできない描き方でなければ、水彩をする意味はないとおもっている。



8日の日に、うちの玄関にすみはじめた、のらねこ、にゃんにゃんの避妊手術をすませた。
ベビーの、まるこくんは、残念ながら、貰い手がみつかっていない。
このまま、立派な大人の男性にうちの玄関でなってしまう可能性が大きくなってきている。

あの性格では、貰い手をさがすのは、むずかしそうだ。
私が食べ物をやっているにもかかわらず、いまだに、逃げる。
なかなかなついてくれない。
もともとの性格なのか、もっと小さいきに、ひどい目あって、トラウマになっているかもしれない。にゃンにゃン戸は、まったく似ていない。にゃんにゃんのひとなつこさは、ぴかいち。
顔はぜんぜんかわいくないけど、性格は5重丸。





7歳の男の子に、わたしの水彩を教えることになった。
彼は、車がやたらと詳しい。
写真をみただけで、G55だね、という。なんなのその、G55って?
車種だよという。

私が、フロントウインド-を描きましょうというと、フロントシールドって言うんだと訂正された。
タイヤの真ん中の部分は、リムというらしい。
私は、タイヤの中の部分としかいえない。

ドアノブを描きましょうといった後、家じゃないから、おかしいなとはおもったけど、ほかの英語がどうしても、出てこない。そうすると、彼は、ハンドルって言うんだよ。とまた、訂正された。

ナンバープレートの下にあいている大きな穴は、グリルだとか。ほんまかいなとおもうけど、
自信にみちあふれており、おまけに、ハスキーな声で、そういわれると、
そうですよねーとおもってしまう。

7歳に学ぶ。

2回目のレッスンの終了後、絵を持ちながら、よくできたよ、僕のお父さんは、きっと、僕のことを誇りに思うに違いないと、さらりと、言って教室に消えた。



Saturday, January 11, 2014

paintanddrawtogether

                                 
28cmx28cm
                                    
 paintanddrawtogherに、ひさかたぶりに挑戦する。わたしの、気に入った題材がなかなかなかった。
指定された、写真から描くというのは、面白い。
しかし、光がどこから来ているとか、まったく無視された写真なので、かなり、難しい。特に今月のこの題材は、後ろからも、前からも、光があたっている。椅子の後ろ足はみえないが、陰はどこかにあるはずと思って、写真をよくみるもはっきりしない。

二日前の夜、わずか50歳出なくなったピアノの調律師であり、UAEのクラシック界に、なくてはならない存在であった彼の、追悼コンサートにいった。


数人の音楽家たちの演奏はどれも、すばらしかった。

イラン人の若い男性が、シューベルトの曲をピアノで弾いた。
なんと、10年もの間、なくなったその彼が、経済的にサポートしているひとだった。
10年、経済的に、プロの音楽家にさせるために、
サポートなどということが、ほんとにできるのか。
ほっとけば、埋もれていく才能を、彼は、無視できなかったのだろう。

自分で発掘した才能を、自分の手で育てていく。
自分のためではなく、才能を持つ彼らの未来のために。そして、
世界の未来のために。

つい、3週間ほど前にその彼とは、しゃべったところだったので、
ただただ、信じられない。

彼の100万分の1でもいいから、彼のように社会に貢献できるといいのだがとおもう。






Friday, January 10, 2014

Al Ain No.23

                                                                      15cm x 22cm
                                                                   Watson watercolour paper


           こういう、小さなサイズを描いたのは、久しぶり。
アラブ特有の、女の子のドレスには、きらきら輝く飾りがついているが、省略。
もう、2年ほどまえに友人にいただいていた、ワトソンの紙。
もったいなくて使ってなかったけど、腐ってはいかんので、使うことにする。笑

外国人

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おかあちゃんに抱かれて眠れるのも、あとわずか。







11月ごろから、うちにご飯をもらいに来ていた野良猫。
妊娠しているので、
えさをさがしにくかろうと、
ついつい、

うちの猫のビスケットをやっていた。

2週間ほどまえに、
この、こどもといっしょに、
またやってくるようになった。

1匹のこどもは、
車にはねられて死んでしまった。

後、1匹は、消息不明。
ということで、

2日まえに、
にゃんにゃんを避妊手術につれていく。
割引がきくとはいえ、340dhsなり。

痛い出費となったが、しょうがない。

こどもは、
うちの娘が、まるこ、となまえをつけた。

こちらは、予防接種を受けさせ、里親探しの準備は、万端。
後は、人間になれさせることだけ。

お母さん猫には、にゃンにゃンとなまえをつけたが、
よーーくみると、
鼻がたかい。

うちの猫は、日本人みたいに、平べったい顔だけど、
このにゃンにゃンの鼻の高さは、ふつうじゃないので、
私が、外国人っていう、あたらしいなまえをつけたが、
呼びにくい。
 外国人の抜糸が18日に終われば、また、野良としての生活がはじまる。


Wednesday, January 8, 2014

Don't slurp!


日本茶を飲むとき。
熱いうどんを食べるとき。
ずるずると、音をたてるのは、
日本では、当たり前のこと。
輝かしい文化だとおもっている。

それに、やめろーーといわれることは、
日本では、ない。



しかし、うちの娘は、
どうも、そういうことが受け入れられないらしく、
私が、お茶を飲むたびに、
ずるずるーーー、あーーーーと

いうので、
恐ろしい顔して、そのずるずる、あーというのは、やめてくれないかという。

そうか、スパゲテイは、ずるずると音を立てないで食べるわけだから、と、

西欧の文化受け入れることにするが、

なんと、ずるずるをしないと、
熱いお茶が飲めない。

音を立てないで、うどんを食べるくらいなら、食べないほうがまし。


日本人は、音に鈍感な国民だとよくいわれる。

選挙のシーズンには、
あんな、人の迷惑をかえりみない騒音をたてる、
候補者には、なにがなんでも、
投票はしないとおもったものである。


しかし、
お茶と、うどんは、別物。


最近、なすにこっている。

冷蔵庫のあまりもの野菜、肉なんでも、刻んで、ナスの間にはさみ、
片栗粉をつけて、
素揚げする。
大根おろしをたっぷりのせて、
そうめんつゆをのせる。

書いてるだけでも、よだれがでてくる。





Monday, January 6, 2014

最期の時


昨日は、悲しいニュースではじまった。

ほんの、10日目に会ったひとの、訃報だった。

ドバイで、ピアノの調律と、その他いろいろ音楽関係の仕事をするひとが、
突然なくなったという。

彼の持っているビルの壁には、なにも、
なかったので、そろそろ、
メールでも
流して、

わたしの、絵を飾ってくれないとかと、
頼もうと思っていた矢先だった。


突然、最期は来る。

そう思う。

その時に、あたふたとしないひとなどいない。


今日のように、砂が舞うほど風が強い日には、
よけいに、健康であることの大切さに感謝するばかりである。
 
音楽仲間に囲まれた、
彼のための、コンサートが開かれる。


Sunday, January 5, 2014

踊って踊って


             今日は、踊りたい気分なのでこれ。

             
              

             今日から、やっと、娘の学校が始まった。

         どうしても、独りにならないと絵が描くことに、集中できない。
       娘には、申し訳ないが、やっと、学校始まったーとついつい、喜んでしまう。
たった、これだけ描くのに、集中力ってほどのものかとおもわれそうだけど、それがほんとのところ。BBC を聞きながら、描く事もあるが、それさえ、うっとうしく感じるときもある。

今年の冬に、娘ともりあがったのは、cup song。
映画の、pitch perfectで、お姉さんが紙コップで、リズムを取りながら、歌うあれです。
立ったまま、歌うのは、恥ずかしいけど、コップを使うと、なぜか人の前でも歌える。

これは、はっきりいって、ボケ防止にいい。

Saturday, January 4, 2014

Acrylic

                                                           
                200cmx140cm
                 アクリルでの作品
に挑戦する。音楽に関係したものをいれなければならないので、知り合いの男の子がバイオリンを弾いているのをいれた。
わたしからのメッセージは、

The message from the painting is that everyone is different, so responds to the same thing in different ways. For example, the boy playing a tune is getting a lot of different reactions to it. The chicken dances, the lion relaxes, the gorilla cries, the chimpanzee remembers its forest, the sea turtle swims, and the cat goes for a walk. Each of these is a valid reaction to what they have heard because they are all very different creatures. We don't need to feel the same things as others, because we all are different. What do we have to do is just accept the differences.





その、違いを非難したり、批判することの中からは、なにもうま

生まれない。

大切なことは、その違いを受け入れることから始まるのだ。

などと、たいそうなメッセージが絵の横にはりつけてあるらしい。





若いころ、デザインの勉強をしているとき

貧しくて、風呂のついてない小さなアパートに住んでいた

ことがある。裏には、幸運にも、銭湯があった。

銭湯といえば、富士山。

あのころ、こんな絵、誰が描くのだろうとおもってみていたが、

まさか、自分が、おなじような大きな絵を描くことになるとは、

あのころ、想像もしなかった。

未完成


               
                                                                   
未完成  


一応、抱負で、1日1枚!
なんていった以上、未完成にもかかわらず、ポスト。
というか、
このまま続けて描くか、あきらめて最初から描くか、検討中。 






人間、性格は変わらんからねーというのが常だったわたし。
しかし、これは、少し間違っていたかもしれない。

うちの娘13歳は、去年、父親とともに空手の黒帯になった。


週3回、さぼることもあるけど、結構まじめに習いにいっている。

なんと、先日、空手の実践の機会が日常であったと、昨夜、言うのでおどろいた。

男子3名、女子4名と遊びに行ったとき、一番性格の合わない男の子が、うるさく
ひじで、ちょっかいをだしてくる。やめてくれと、口で何回いってもいうこときかないので、
最後は、空手の技で、腕を軽くひねり、ひざで、ちょいと、おなかに触る程度の技でだまらせたという。なんと、不意打ちを食らった、男の子は、その後、うちの子には、うるさいことをしなくなったとか。

恥ずかしがりやで、痛いスポーツなんか絶対やだといっていたあの数年前が、うそのよう。

帯の色が変わる度にあるグレードの試験では、大勢のまえで、型の披露をしなければならない。

緊張するーとはいいながらも、どれも、パス。

相変わらず、恥ずかしがりで、うまく自分の気持ちを言えないようだけど、
空手で培った精神で、それも、いつかは、クリアしていくのだろう。と、期待している。










Thursday, January 2, 2014

2014年



               元旦に更新するつもりが、2日となった。
毎日1枚は、描く!なんていう、抱負は、元日から、こけた。

言い訳をすれば、まったく集中できない。

冬休みなので、家族が家にいる。
ということは、私は、ひたすら、ご飯を作り、茶碗を洗い、買い物に行き、、、。
一人でひたすら集中することができない。後、2日。
5日から、娘の学校は始まる。

それでも、描けないとなると、ただの、なまけものということになる。

周りで何があろうと、集中できるくらいの、強さがほしいもの。


今年もよろしくおねがいしますーーー。


Thank you for visiting my blog.

My new year resolution is "One paint a day"!