Thursday, June 23, 2011

卒業式


きょうで、小学校終わり。

日本のような情緒のあることはしないのだけど、
泣いている女の子たちがいたとか。
蛍の光とか、
やったわね。
わたしたちのときは。
ここでは、なんにもなくて、相変わらずの50度の中を汗だくになって、かえってきた。
日本の卒業式は、3月の末という設定がいい。
4月の入学式は、桜が咲くし。
ここは、暑いだけで、
情緒がないなー。

よし、なんか卒業式らしき雰囲気を作ろうか、、、とおもってはみたものの、明日の出発にむけて、ひたすら掃除で、それどころではない。
写真やさんに、記念撮影にでもいくかな。
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Wednesday, June 22, 2011

石臼



長期の休みまえ、
どうにか、
冷蔵庫のなかのものを
食べつくそうと、
きょうは、もちをつくった。
もちをぺったんやるのは、石臼に木製のきねとよばれるものではなかったかな。


小さいときの暮れの一大イベントだった。
私が持っている、ミニチュア石うすは、きねも石。




虫がつくので、冷蔵庫にいれていた、
タイ産のもち米を使い切ることにする。


この石うす、なんとブルネイにいるとき買っていたので、
もう、かれこれ、12年前になる。
2度のガレージセールで、売れ残ったということは、やはり、縁があったのだろう。
香辛料をつぶすときとかにもつかっていて、
結構役立っていることに気がついた。


難をいえば、
重い。







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Tuesday, June 21, 2011

Music Festival

Al Ain Art Centre での、はじめての誰でもオーケーのコンサート。
子供も大人もだれでも
音楽ならなんでもいいってことで、
あきがピアノとフルートを披露。
練習不足がたたり、
間違ってしまったところはあったけど、
なかなかいいかんじ。
ピアノは、選曲が悪かった。
早い曲なので、
もっと、
ゆっくりのをひけばいいのにとおもったけど、本人がそれでいいというのでしかたない。

歌に、ギターにダンスまで。
楽しい夜でした。
つきに1回くらいこういうのやってくれるといいのだけど。

これは、フランス語の学校主催のイベント。
毎年、6月の21日にやるのだそう。

きょう、あきは、ピアスをしたので、
ご機嫌。
いつもは、
ポニーテールを馬鹿に見えると
いっていやがるのに、
きょうは、ピアスをみせたいので、ポニーテールでおちついた。
まだ、11歳というのに。

わたしが、ピアスをしたのは、27歳くらいだった。

着々と夏休みが近づいてます。



Monday, June 20, 2011

証明写真

わけあって、アルアインの町の中の絵を描くことになった。
まえから、これはやりたいと思っていたことだけに、
背中をぐっと押された感じ。
なかなか絵になるような、
景色に会えない町というのは、言い訳だわね。
この景色の近くの写真屋さんに最近よくいく。
なんとパスポートの写真からなんでもかんでも修正だらけ。
お客さんに見えるように、
pcがおいてあり、
顔のしみもクリックひとつでなくなり、
口元の黒ずみから、
濃いひげから、
なにから、なにまで、
とってしまって、つるつるになっていく、
証明写真。
こんなことが、許されるのか。
自然のままでいいのだと、
文句をいう人がいないのだろうかと、余計な心配をしてしまう。

わたしのパスポートの写真も、つるつる。
しみひとつ無い、
しわひとつ無い写真。

おそろしい。




Saturday, June 18, 2011

16日のサプライズ

うそにうそを重ね、
妻を喜ばせるために、サプライズパーテイーを企画したご主人。

極めつけは、
バッグの中をみてごらん。

食事中に、
電話がかかってくる。

バッグ?
なにそれ?
オーケーちょっと待って。

バッグを開ける。

なかに、プレゼントがあって、
妻は、びっくり。

 こういうのは、
テレビのドラマや、
映画のなかだけだろうとおもっていたら、
なんと、
ほんとに
こんなロマンテイックなことをするひとがいるのですね。

そんなに高いプレゼントでなくてもいいから、
こういう演出を、どの奥さんもだんなさんに期待しているよう。

でも、つった魚にえさは、、、て、
かんじで、
ロマンテイックなこととは、どんどん遠くなっていくのが一般的。



貸切のホテルの部屋でのデイナー。
二人のかかりのひとが
至れり尽くせりのサービス。
豪華な花がテーブルの中央を飾る。
キャンドル。
たべきれない豪華な食事。
最後にまた、ケーキ。
部屋からの夜景。

なにから、なにまで
素敵だったけど、
一番印象的だったのは、
バッグの中をみてごらん。
かな。

だんな様は、妻にさとられないように、
妻のバッグのなかにいかにしてプレゼントをすべるこませるかのタイミングをはかっていたわけだから、
それは、どきどきものだったはず。


パーテイーも最高潮に達したころに
電話をかけて、バッグの中をみてごらん。

ドラマも真っ青。

一生に1回くらい、
わたしもこんなことされてみたいわー。
とおもったのは、
招待をうけた
8人の妻たちが共通しておもったこと。

よーし、倦怠期のりきりだーーーと、
さっそく、昨日は
財布を買いにいく。(財布がぼろぼろだったのをおもいだしたから)
あきに
カードをかかせて、
高い本棚のうえに置く。

でかけさきから、
あきが、でんわ。

本棚の上見てみて。

なんや。

いいから、見てみて。

あ、
これか?

(プレゼントをあけているらしい。)

あきもなんだかうれしそう。

電話を切ったあとで、
おとうさんがね。
これ、
父の日のプレゼントなんだろう?
っていうのよ。
私、父の日がいつか知らんかったけど、
知らんかったとはいえないから、
そうなの、そう、そう、
父の日だからと、いったら、
すごく喜んだよ。

あらー、
父の日だったの?
知らんかったわーと私。

偶然だったけど、
父の日にプレゼントを買ったことがなかったので、
ちょうどよかった。

I-phoneが、ほしくてたまらないあきを、さっそく、つれて、
新しい財布をもち、彼は、
でかけていきました。

人の心を動かすのは、
プレゼントの値段だけではなくて、演出なのですね。

学ばせていただきました。

問題はあります。
男性にプレゼントを買うのは、非常にむずかしい。
わたしのへそくりのなかでできるのは、
多分、
ホテルのマッサージの
バウチャー?
床屋さんのバウチャー。
フットケアーのバウチャーとか。













Thursday, June 16, 2011

冷蔵庫

日々50度あたり。
冷蔵庫が冷えなくなったらどうなるか。
これは、結構きつい。
Panasonic のサービスセンターにいく。
電話を待てという。
1日まっても修理に来る気配はない。
次の日またいく。
電話をまてという。
出張リストの30人くらいのなかのうちは、一番下。

いやな予感。

6時まで待つ。

電話がやっときて、
今からいくという。

待つ。

いろんなものは、もうほとんどとけてしまっている。
フリーザーがかろうじて、少しひんやりなので、
バターは、どうにかたちを保っているかんじ。

7時こない。
8時こない。
9時やっときた。

修理できないから、明日10時半に取りに来るという。

けさ、10時半。
待つ。
こない。
11時半。
ついに電話。
だれも電話をとらない。

12時、また電話。
後20分でくるという。
こない。

で、ついにあきらめて、
友人に話すと、知り合いに電気製品をなおすひとがいるという。
結局その人がすぐにきてくれて、
夜、冷蔵庫をもっていった。

やれやれ。
バターとかマーガリンは、アイスのはいって
クーラーボックスにいれている。
明日の昼くらいまでは、大丈夫だろう。
冷蔵庫あしたもってくるという。
とにかく手を合わせて祈るのみ。

こういうものは、
いつもちゃんと動くことになっているとおもいこんでいる。
壊れるとあたふたする。
どうも感謝の念が足りなかったよう。
これからは、
ちゃんと磨いてあげて、
いかに感謝しているかを、
伝えよう。
半年も前のスバゲテイソースがフリーザーのドアに入ったままとかしないように気をつけるけんね。


Monday, June 13, 2011

朝8時

気温は、どんどん上昇。
この暑さのなか、
炎天下の労働は、
どれだけ大変かと思う。

うちの近くのモスクのまえに水のみ場があって、
ただで、いくらでも、水が飲める。
労働者の人たちが、ひっきりなしに水汲みにやってくる。
ほとんど真っ白になるくらいの光の強さ。




きょうは、いろいろとあってハッピーレベルが高い。
そんなときは、絵を描いてないことにも気がつかんかったので、
あきがピアノのレッスンを待っている間に壁を見て描く。

先週末、あきは、友達の誕生会で2泊。
ビーチ沿いのホテルで、豪華。
日焼けしてかえってきて、肩が真っ赤なので、
サンバーンのクリームを買いにいく。
dry skin, inflammtion,.,,,,,,と書いてあるクリームをもってきて、
これだわと、係りの女性がいう。
inflammation は、サンバーンのことよと言い切る係り。
で、お金を払ったけど、
56だらむ。
inflammation は、サンバーンとはやはり意味がちがう。
でも、ドライスキンというところはあってるから、、、、と、どうしたものかとまた考える。

ほかにないのかというと、23ダラムで、
ドイツ製のクリームがあった。
日やけにいいと書いてある。
結局、安いほうを買った。
なんで、これ最初から、出してくれんかったの?
とはいいたかったけどいわなかった。 
ここでは、薬局のおねえさんたち、
あまり、あてにすると、
大変な出費になる。







Saturday, June 11, 2011

寝不足


あきは、この週末いなかった。
ハニーが、なんであきは、帰ってこないのかと、わたしにしつこく尋ねる。
き尋ねるというのは、
とんとんと私の腕をたたいて、にゃおーというだけだけど、
玄関のドアが開くたびに、
あきが帰ってきたとおもって
走っていく。
なんだーちがうやんーという落胆し、がっくり肩を落とす。
ずっと待っているので、かなり睡眠時間が短い。
といっても、22時間くらいはねているけれど。
今日の午後、やっとあき帰宅。
ハニーは、やっと帰ってきたーーーと
喜び早速おやすみ。
そうとう、睡眠不足らしく、
なにがあってもおきてこない。
いつみても同じ体勢。
そうとう安堵したらしい。

私が、一番かわいがっていて、あきは、なにもしてやらないのに、
どうもハニーはあきのほうが好きらしい。

Friday, June 10, 2011

写真拝借



写真、はなももさんのお借りしました。

ちょっとごたごたしている。
うまく描けなくてすみません。

Thursday, June 9, 2011

怪しいおじさん


先日の、アルアインアートセンターでの音楽と、絵とドラマの夕べで
子供たちの作品を見に来た親たちのなかに、
ひとりだけ、
どうも場違いなおじさん。
頭はぼさぼさ、
顔はやたらと険しく、
楽しみにきているようには見えない。
子供たちの父親にしては、年をとりすぎており、
おじいさんにしては、若い。
国籍も想像しにくい。
多分わたしだけしか気にしてないようだけど、
どうも、気になってしょうがない。
気になりだしたら、
もうそのおじさんしか見ない。
ついに写真におさめ、
描いてみる。
今でも、気になる。
誰だったんだろう。

どうも、わたしは、眼光するどいおじさんを描きたくなるらしい。







Wednesday, June 8, 2011

やめどき

先日、
わたしになにも語りかけてこない絵について。
大体、ひとの作品を批評するのは、簡単なこと。

私が、UAE大學のアートクラスで、絵を習っているときの先生は、
あまり、英語が得意ではなかったので、
わたしとのやりとりは、
いい勝負だったにちがいない。
言葉数少ないイエーメン人の彼が言った言葉は重かった。

絵には、入り口とで口がないとだめなんだよ。

数ヶ月レッスンをうけたけど、
これは、重い言葉だった。

人間の目は、1枚の絵を見るときに、
ある部分から、はいって、ある部分から出て行く。
その目の動きがスムーズにいき、
心地よさを与えたときに、いい絵となる。

また、絵は2種類ある。
そのものを説明する絵と、見る人に想像させる絵。

説明する絵とは、詳細まで描いて
まさに絵の説明となるけれど、
見る人に想像させる絵とは、詳細をあまり描きこまない絵。

遠近法を使った絵がまずあげられる。
遠くのあのかなたには、なにがあるのかと
ついつい想像させてしまう絵。
たとえば、人物画を描いたとき、
どんなひとなのだろうとか、
なにを思っているのだろうとか、
いろいろ思わせる絵は、少なくとも、一瞥ではすまなくなる。

いつかは、そういう絵を描けるようになりたい。

先日の審査では、
きれいに描きこまれているのが多く、
もうちょっと手前でやめとけばよかったのに
と思う作品が多かった。
 
いつを、完成とするかは、非常に
むずかしいところ。


水彩は、とくに、乾いてしまうと、
色がうすくなるので、
ちょっとぬっては、
ちょっと、ブレイクとなる。
早く仕上げたいので、
まだ絵の具がぬれているときに、どんどん触る。
で、汚くなる。

いいとこで、ぬるのを止めさせるために、
筆をもつ彼らの腕をがっしとつかむのが
わたしの仕事となりつつある。

ぬらせろーーーと、もがく彼らを、
早まるなーと、
さけびながら、
はがいじめにする。





ついに手いれた掃除スリッパ

ダイソーさま様です

はいたままで、部屋がきれいになるのなら、
一挙両得。

Monday, June 6, 2011

お芝居の夜

きょうは、English Speaking School  と Al Ain Art Centreのコラボ。音楽、ドラマ、アートの夜の催しもの。
GCSEのアートの作品の展示。
12歳の子供たちのアートの展示。
歌にギターにバイオリン。
あとは、お芝居と4月にアルアインで、はじめてオープンした
アートセンターでの
イベントの夜だった。

アーこれで、ワインでも出ればなーと思うのは、わたしだけか。
冷房が効いていなくて、
みんな汗だく。

やはり、
アラブ時間のせいか、
5時半の予定は、なかなか始まらない。
中学生、高校生の歌が始まったけど、
そういうふうなつくりになっていないせいか、
音響が悪く、
あまり、うまく聞こえない。
歌のうまい子だったのに、残念。
気が短いわたしは、
早くかえって、
この汗を流し、
ワインを飲もうとしか考えてないので、
もうかえろうかというと、
あきは、あと15分だけという。
待ったかいがあって、
お芝居は、かなりいい。
シンデレラのステップシスターをやったアリスは
ほとんどプロ並み。

お芝居など、恥ずかしがりやのわたしは、生まれてこの方したことがない。
親に似てるのか、あきもはずかしがりやで、
人の前でなにかするなんて
とんでもないーーーと言うほう。

セカンダリーとなると、
体はもう大人並。

お芝居をしている生徒たちより、
それを見ている親たちの写真を撮るのが好きなわたし。

自分の子の晴れ姿を
この眼で、確かめたいという、親の無心な目。
芝居をするこどもたちより、
真剣。に、わたしには、見える。

だれよりも、光っていてほしいと思わない親はいない。

どんな分野でもいい、
誇れる何かをもっていてほしいとおもわない親はいない。
最近は、
そういうものを見せることができる機会が増えた。
アルアインでも、劇的に増えた。

人間が集まるところに、文化あり。







Sunday, June 5, 2011

オレンジの皮

たくましく子供を育てるための方針か、
単に、
親がめんどうくさがりなのか。


子供次第なのか、
きたえれば、
みんなそうなるのか。

先日、
絵の生徒の8歳の子が、
絵を描く前に、
おなかがすいたので、
弁当の残りを食べるという。
とりだしましたるは、まず、きゅうり。
ほほー、これはすごいぞ。
てきやのおっちゃんのように、きゅうりのおしり(頭でもいい)を、ちょっと、かじると、ぺっと、
ゴミ箱に吐き出す。
うわー、これだけでも、8歳の女の子がするーー?
と、たくましいkちゃんに拍手。
その後、左手にきゅうり、右手に筆をもち、
教室は、静かに始まったのです。

といいたいところが、
きゅうりくらいでは、足りない。
オレンジもたべていい?
というので、腹が減っては、なんとかよねー。

と、いうことばをわたしが懸命に英語になおしているあいだに、
彼女は、まんまるオレンジを取り出した。
ちなみにみかんではなく、
あのオレンジです。

あらー、堅そう。
8歳の子がこれをどうやってたべるのか、
私は、まったく、集中力を欠き、
絵どころではない。

なんと、あの小さな指を、ぶすっと、つっこみ、
皮をむき始めた。

あらー、これは感動もの。
生まれてこのかた、
オレンジの皮をむく子供をみたことがないし、
半世紀以上も生きているわたしも、やったことがない。
で、向き終わると、あの、厚い袋ごと、バクバク食べる。

あれを指でむくなんて。
袋も食べるなんて。


親が丸ごといれるから、
どうしても、食べたい彼女は、仕方なしにむけるようになったのか、
むけるから、親がまるごといれるのか。

彼女の母親は、朝あまり、いそがしくなくていいなとうらやましくなった。
多分、にんじんとかもまるごとはいってそうだから、冷蔵庫をあけ、
とにかく、弁当箱に投げ込む。

と、想像する。

それにひきかえ、
うちは、
包丁で、8等分にし、実と皮の間に包丁をいれて、
食べやすいようにし、丁寧に
弁当箱にサンドイッチとともに、収める。

アー、温室。

こんなことするから、オレンジの皮もむけないような
柔な子になってしまったんだー。

育てたように子は育つ。
って、東海林さだお氏もいってるではないか。

こどもだから、
こんなことはできないだろうと
思い込んでいるというのは、おそろしいもの。


Saturday, June 4, 2011

カメラ

もう、すっかりなくしていたと思っていたカメラが何ヶ月ぶりかにひょっこりでてきた。
これで、あきがほしいといっていた、I-phone、腰が抜けそうに高いやつを、
買う可能性は、かなり低くなった。
実は、私も興味あったので、
ちょっと、残念。
ネットができて、メールがながせて、
音楽がきけて、
写真もとれて、あれやこれやと、機能満載。
そんなものを手にいれようものなら、しゃべらなくなるのではという、
恐れはある。
友達いらんようになるくらい、楽しそうやからね。

Aki's dadは、
ドバイのヨガコースから、上機嫌で、ご帰還。

そんなにおもしろいんもんかなー。
わたしは、ひとの前で、体をくねくねなんて、死んでもいやだけど。


人の趣味というものは、わからないもの。
ナンにせよ、大黒柱が、機嫌がいいというのは、よい。

私の趣味は、絵を描く以外にこれといってない。人生1度

Friday, June 3, 2011

身のほどを、、、

先週、おもしろそうな話をいただき、
やすうけあいばかりするわたしは、いいですよ、はいはい。
と出向いた先は、UAE大学のアートコンペの審査員。
ケリーさんとかいうひとが突然、イタリアに飛ばねばならなくなったので、女性の審査員がひとりいるという。
なんで、わたしがとおもったけど、
まーUAE大學のアートなどというのは、いままでに聞いたこともなく、
始めてのコンペらしいので、レベルはわたしとどっこいどっこいちがう?と、ちょっと失礼な思いでオーケーを出した。後の二入は、エミラテイの、プロのカメラマンと芸術家だという。

あんたは、なにができんの?という、メールをもらう。

ファッションデザインをまなびまして、あーだこーだで、働きまして、今、ちょっとだけ、パートで水彩教えております。
ブログ見てくださいなんて、メールをおくると、オーケーがきた。
こんな私が、審査員ということは、よほど、この街には、絵を描く人がいないのかと、驚く。

初めての、コンペで、作品数は少ないけれど、ドバイから、いらした、プロの審査員のかたがたと、金、銀、銅を選ぶのに2時間かかり、夕ご飯をいただくことになっていたのに、流れてしまった。空腹のまま、家路につく。残念。

しかし、誰かの意見にそうですね、わたしもそう思ってましたばかりでは、脳がないと思われても困るので、これは、空間の取り方がよくないですね。とか、このドアの上の部分をカットしているので、構成が、あーだこーだえらそうなことを少し言わせていただいたわけだけど、言ったあとで、ひとの作品を批評するほど、簡単なものはないと感じる。
自分の作品では、のめりこんでしまうので、なかなか、外側から見ることが出来ないものだから。

日をかえて、授賞式にも参加させていただくと、なんと、世間は狭いもの、3年前UAE大學に絵画クラスがあって、週に2回レッスンをとっていた時にいた、女性徒が、優勝者だった。お互いに絵をまだやってたのね、ということで、もりあがった。
この賞金どうするの?というと、銀行にいれるという。
結婚して、だんなのサラリーで十分やっていけるもの、と新婚の彼女ははにかんだ。

万が一わたしだったら、
たらふく、すしを食べたいと思いますとか、情けない事を言うのだろうなと思った。

Wednesday, June 1, 2011

6月

もう、6月。
半年、なんてあっという間。
振り返れば、
何をしていたのだろうかと思う。
情けないので、
振り返りたくないけれど、
悲しい習性。
つい記憶をたどっている。
人間は、記憶を燃料に生きているのだと、
村上春樹氏はいう。
おーー、あたっているじゃないか
さすが、作家と納得する。
しかし、
人間の記憶なんて
かなりいい加減なもの。
子供が小さかったころの、
ことなど、ほとんどおぼえていない。
なぜか、あのころ、ビデオがなかった。
ビデオを買ったのは、
こどもがもう、しゃべり始めた頃。
消えていく記憶をのこすあのマシーンを早く買っておけばよかった、、、と
思うときもあるけど、
過去を振り返ってばかりでは生きていけないよーーーんという
自分もいる。
過去がなんやねん、
大事なんは、未来やん。


最近のわたしのお気に入りの食べ物。
Marks & Spencer のRoasted Soy Bean.
なんよ。
鬼は外ー、福は内ーーのあの大豆ね。
、隠れて夜中に食べる。
これが、また美味。