Sunday, June 27, 2010

ブルネイ


ローカルのマーケット。
ちゃんとした、スーパーマーケットは、首都に1つだけだった。
1999年、ここを去るまでそうだったので、あれから、11年。
アルアインが、変わったように、ブルネイもかわったかもしれない。


あれから、11年。ここの名前はおぼえてない。



うちの人が働いていた、中学の授業風景。
ある日、うちの人を車で迎えに行っているとき、突然藪の中から、豚が出てきて、走っている車にぶつかった。イスラムの国で、豚を飼っている人はいないだろうから、たぶん野生。
あのころ、カメラ持ち歩く習慣がなかったので、残念。


Tuton わたしたちが、住んだ町は、首都から、車で、40分くらいかかるところで、見事になにもなくて、よく20ヶ月いきのびたなとおもう。これは、ツトンの真ん中を名がれるツトン川。

農場見学かなにか。





女性の服は、とにかくやたらとプリント。
日本からの生地はちょっと高い。
どこの国にいっても、日本製は、割高。



うちの家のうら。
ある日、サルがココナッツをとりにきた。
あのころ、デジカメがあったらなー。
山ほど、写真がとれたのに。
うちの人が、草を切り、畑をつくった。
トマトは、簡単に収穫できた。

ベランダから、夕日を眺めながら、ジントニックをよく飲んだ。
映画館があるわけではなし、ビデオを見ることくらいしか、娯楽はなかった。

アルコールは、ブルネイでは、売られていないので、マレーシアの、国境を越えて、買いに行っていた。今考えるとおかしなことをやっていたなーとおもう。片道1時間以上。
アルコールを買うのは、2ヶ月に1度くらいの、週末の大イベントだった。
1日はつぶれたから。




何もすることがないので、テーブルをつくった。
本も何もなくて、自分で見よう見まねで作っていると、楽しくて、最後には、注文までもらった。
テーブルにキャスターをつけたのがよかったらしい。
ヤモリの落し物を掃除するのに、キャスターをつけていると、かんたんにテーブルを動かせてテレビの後ろとかそうじしやすいというのがあって、かなり、はまって、いくつもつくった。
かんななど、使ったこともないのに、自分で勝手に、やった。
大工か、家具職人になりたいと真剣におもったころ。




1997年に、20ヶ月の契約でここに住むことになったころ、自然発生の山火事で空気が煙くさかったし、ぼやけて遠くがみえなかった。





隣の猫の名前がドーナツだったので、うちの猫の名前はコーヒーにした。
よく熱をだしたので、なんども病院に連れて行ったなー。

元気でいてくれるかな。





水上都市。ここも、11年でだいぶかわったとおもう。
ブルネイは、石油でUAEと同じように、豊かな国のはずなのだけど、豊かなのは、王様たちだけで、一般市民はあまり、還元されてはいないようにみえた。

とはいえ、この国にすまなければ、こどもを授かることはなかったかもしれないので、感謝してます。
この国で、手術をうけて、懐妊。
1999年。
医者はいるけど、麻酔師がいないのよ、あなた、知ってたら、紹介してよ。
インド人の明るいお医者さん。
冗談だとおもっていたら、結構まじめだったらしい。
やっと、麻酔師手に入ったから、手術するよーと、ある日電話。

バングラデシュ人の女性の医者だった。
手術後、5ヶ月後に、懐妊。
うれしくて、その手術をしてくれたお医者に感謝の手紙を書いたけど、返事はなかった。
そういうことに、いちいち返事を出していたら、きりがないのだろうとはおもったが。
日本人の知り合いは、こんな国でそんな手術受けるなんて、信じらないといった。
わたしは、信じるものは、救われるっていうでしょ?
彼女は、それでも、それは、無謀だわ、断固としてゆずらない。
手術が成功したからいいようなものの、もし何かあったら、どうするつもりだったのよーと。
この国での医療技術をほとんどの日本人はまったくあてにしていないらしかった。






結婚式。ブルネイもイスラムの国。
でもUAEとは、かなりちがった装いで。
とてもカラフル。
写真では、優雅にみえるけど、とんでもなく暑かった。
服はからだにべっとり張り付き、お嫁さんの、化粧ははげてどろどろ。
どこにも、クーラーがなく、扇風機が2台。
拷問のような、結婚式だったのを覚えている。




水上都市は、観光名所。

首都のバンダーセリベガワンにある。

ブルネイでは、なにもすることがないので、やたらとガーデニングに燃えた。
大使館で、働くだんなさんをもつよしこさんと、よく植木を買いにいって、めずらしい花を見つけては、交換したりして、たのしんだ。
植物の成長は日本の3倍ほど早い。
どんどん大きくなるので、剪定が面白かった。ある日、隣の家の前庭にサルが来て、バルコニーからずっと見ていた。ほかにすることがなかったし、暑さで頭がまわらなかった。


ブルネイで20ヶ月住んだ家。
雨が多いので、湿気を避けるため、こういう、デザインの家が多い。
1997年にきたとき、なんと、クーラーがなかった。
すごい湿気で、家主に頼んで、クーラーをつけてもらったが、なんと、ベッドルームに1個だけ。

ヤモリ(たぶん)が、窓を閉めていても、すきまから、入ってきて、家中を這い回り、何かを持ち上げると、そこから、にょろっっとでてきて、そのたびに、悲鳴を上げるというのを、20ヶ月やった。あの形と動きには、どうしてもなじめなかった。



うちのバルコニーから、仕事にいく、うちのひとを
見送る。雨が降ると、ここが、全部水没した。
感動だった。




タイの人が、はすの花で料理を作ってくれた。下水の設備が万全といえないこの国で、そういうものを食べるのには、抵抗があったが、体力(?)には、自信ありのわたしは、なんとおいしくいただいた。後で、なんともなかったのは、われながら、さすが。

Monday, June 21, 2010

6月21日

年のせいかやたらと眠い。


こんなに眠くていいのか。

昨夜は、11時前にベッドに倒れこむ。

3秒で寝てしまう。

朝、6時まで、熟睡。

エーーーーー、7時間?

うそーーーー。

今日は、何曜日?

寝すぎで頭まわらない。

平日。

子どもの弁当をつくらなければならない。





しっかり寝たのに、3時に眠くなる。

猫のハニーを、子どもと取り合い。

ハニーは、わたしと寝るの。

いや、わたしと寝るの。

いい年をして、猫の取り合い。

あきれられて、ハニーは、逃げる。



1時間しっかり昼寝。

3時に寝るとき、子供はタイプしていた。

4時におきても、まだタイプしていた。

10歳で、なにをそんなにタイプすることがあるわけ?

最近の子は、わからない。

そのエネルギーを算数にもそそいでほしい。





みなさん、


今から、わたし、ピアノをひきますので、きいてください!

今日、あったばかりの、10人ほどの、大人ばかりの、partyの最中に、みんなの前に手を広げて、叫んだ彼女。

いったい何がそうさせたのかよくわからない。みんなに聴かせたいの。

というので、みんなに聴いてほしいなら、自分で、いいなさいとわたしは、言ったけど、超恥ずかしがりやの彼女ができるはずがないと、たかをくくっていた。

おしゃべりに忙しい大人は面食らった様子。

ピアノをやって、4年半。

何度も泣いたけど、やめずに続けてきた。彼女の10年と3ヶ月の生涯をつうじて、これが一番長い習い事。

弾いている途中、もう終わりだとおもい、拍手を始めるお客に”まだよ”なんて、ユーモアもいれた。エンターテイナーのようなお辞儀をして、わたしたちのところに帰ってきたとき、やたらと大きく見えた。

異常と思えるほどの、恥ずかしがりやの子どもを持つひとでないとこの感動はわからないかもしれない。

日本の公立にいっていたら、あまり感じなかったかもしれないけど、インターナショナルスクールにいくと、ひしひしと感じる。欧米人の子供の自己主張のパワーは尋常ではない。

論理的にしゃべれないから、寡黙になっていしまうのか、寡黙だから、論理的にしゃべる機会をのがしてしまうのかどっちが鶏か卵かはわからないが、ようは、ひとの前で何かをすることがとにかく苦手。性格といってしまえば、それまでだが、本人もほかの子のように、明るく振舞いたいとおもっていたらしい。成績表に必ず、自信をもたせてくださいとかいてある。もう、何年も同じことが書かれている。

どうすれば、自信を持たせてやることができるのだろうと、彼女が学校に行き始めてから、いろいろ試してはいたが。





きっと、親以外のだれかに、肯定されたのだろうとおもう。一人の人間として、この世に存在することを。

それが、彼女に自信を与えたのだろうとおもう。




Wii のテニスで手首がまた悪くなった。


単なるゲームとおもってはいけない。

任天堂パワーを感じます。

コントローラーは、普通、リモコンで、指で操作するけど、ゲームセンターにある、ダンスマシーンのように、コントローラーがマットになっていて、足でゲームの操作をするというのがあって、用は、操作するとき、ダンスをしているようになるというもの。あれが、ほしいとおもったけど、この年で、口にはだせなかった。



大勢の前での、勇気あるピアノの披露の褒美として、Wiiの空手のソフトを買うことになってしまった。今、うちの子は父親とともに、空手に燃えている。

今週テストで、白から、黄色の帯になるらしい。

初めて、3ヶ月。

小さいころは、痛いのはいやとか言っていたけど、人間はかわるものらしい。

型をおぼえなければならないので、ほんとにできるんかいとおもっていつか見に行ったら、結構さまになっていたので、10歳というのは、いろんなことができるようになる年齢なのかなとおもう。

実は、あまりにもかっこいいので、わたしもやりたいとおもった。それに、映画karatekidsは、うちの家族にとって、とてもタイムリーだった。

あれは、空手ではなくて、カンフーのようだけど。

Will Smithのこどもが、とてもきれいで、

人間のからだは、芸術作品とつくづくおもわせる。







任天堂のゲームソフトをある、泊まりにきた友人のこどもが忘れたので、シャージャに郵便で送った。2日で届くことになっていたが、届かない。


痛まないように、エアーパッキンでくるんで、封筒に入れたので、目だってしまい、どこかで、盗まれたとおもいあきらめていた。

高いものだし、追跡してほしくて、郵便局にいったが、書留にしてなかったわたしに落ち度ありとおもって、すごすごと帰ってきた。1ヶ月と1週間が過ぎた。

友人から、ついたよ!と連絡があった。

アルアインから、シャージャまで、1ヶ月と1週間。

時間はかかったけど、ついた。

郵便局員を、疑った自分を恥ました。






斉藤孝著 読書力
一人の静かな時間は、人を育てる。
一人きりになって、静かに自分と向きあう時間も、自己形成には、必要だ。
音楽をききながら、ぼーっと一人でいる時間も楽しい。しかし、読書は、一定の精神の緊張を伴う。

古本屋さんで、偶然見つけた本。
子どもの時に、読みたかった。

Thursday, June 17, 2010

6月18日

 
vvvvvvDuo Tiger and Labbeさんたちの、フリーコンサートがUAE大学の音楽堂でありました。フランス語は、まったくわかりませんでしたけど、音楽ってなんてすばらしいのだろうといつもおもう。
アコーデオン奏者は、この町初めてです。Irishや、ロシアの曲も入れていて、フランス語のわからないひとにも楽しめるように、工夫されていました。
アコーデオンはうまいし、歌はうまいし、きれいだし。天は2物も3物も彼女に上げてるわけで、これは、アンフェアだとおもう。

こういうプロの仕事を、子どものときから見るというのは、とても大切なことだと思う。
私が、小さいときは、まるで、そういう機会がなかった。
時代といえば、それまでだが、そういう環境になかったのは今考えれば残念。
あなたは、今、10歳だから、10歳としての、プロになってほしいと子供にいう。
プロの10歳ってなに?
というので、挨拶がちゃんとできたり、友達には、優しくしたり、いじめられたりしてる子がいたりしたら、助けてあげたり、、、、。
ほかの、10歳の子のように、もうちょっとおしゃべりしてほしいと、のどまで出かけるけど、いえなかった。ほかの子とくらべられることほど、不快なものはない。しゃべれといわれて、しゃべれるくらいなら、もうしゃべっているだろう。いつかは、ちゃんとしゃべれるようになってくれると願っている。10歳のプロになってね、なんてえらそうなことを言っているが、私、主婦のプロをやっているかととわれれば。ノー。
ある人が食事の支度に毎日2時間はかけているというので、エーーーーーーーーーーー?二、2時間?と雄たけびをあげた。
私の場合、2分とかいうのがあるから。
これはいかん。
時間があると、つい猫のスケッチしたりしてしまう。

 

 
Posted by Picasa

Sunday, June 13, 2010

6月13日

 
母を訪ねて3千里をおもいださせる。ふたりの兄妹を助けていた人が、足でまといになるからと、貴重な水に、手をつけず、夜ひそかに、手紙を置いて、消えていくところ。自分の命と引き換えに人をたすけられるだろうか。
 
2年前にらくだスークで写真をとらせてもらったおにいちゃん。絵を描くまでに2年もかかるなんて。
 

 

週末、ピアノのお披露目も終わり、着々と夏休みの雰囲気になりつつある。
でも、今回は、10年間友達だった人がついに、イギリスにかえるので感慨深いものがある。
子どもが、1歳にもならないとき、お互いの子供が、おしめをしているときから知っていて、あれから、10年。
早いもので、もう、5年生。
世の中には、納得のいかない不平等が存在することをひしひしと感じ始める10歳となった。
やたらと、アラビア語の成績がよいらしく、10年いるのに、アラビア語の数字さえまともに読めない私を見下すこともなく、いろいろと教えてくれる。
この、アラビア語の先生、問題大有りらしいが、子供は、大人のように、目くじら立てない。子供心に、大人とはいえ、神様ではない。ふつうの人間。教えかたがうまい先生もいるし、そうでない先生もいる。というふうに割り切っているらしい。私のほうが、カリカリ来ると、まー落ち着いて、落ち着いてって、感じで、最近子供のほうが、社会の荒波にもまれているわよねっていう感じになってきた。学校で何かあったら、ちゃんと教えてね、親は子供を守るためにいるのよ、なんてかっこのいいことをいってやるけど、たぶんは半分くらいしか親には、しゃべっていないかもしれない。そうして、成長していくのだろうとおもう。
Posted by Picasa

Monday, June 7, 2010

6月7日

 

 

 

 

ツルとカメが9匹います。
足の数は、全部で、28本です。
ツルとカメはそれぞれ、何匹ずついるでしょう?

9個の四角を描いて、足をかいていくとできる。
Posted by Picasa